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COX2は炎症のときにだけ出現して痛みにかかわるプロスタグランジンの合成を助けることが明らかになりました。
このCOX2を選択的に阻害できる薬であれば、痛みや炎症を止めることができます。
そこで登場したのが、COX2選択阻害薬です。
ただし、当初できた薬は血の塊をつくってしまうため、この薬によって脳梗塞や心筋梗塞をおこす患者さんが増えました。
そこでこの薬のひとつは2004年にいったん撤退を余儀なくされました。
今使われているCOX2選択阻害薬はこうした問題は少ないと考えられており、日本でも2007年6月にセレコックス(一般名セレコキシブ)として承認され、健康保険適用となっています。
酵素シクロオキシケナーゼ(COX)従来の非ステロイド抗炎症薬は痛みのもとプロスタグランジンを合成するCOX2を抑制するが、胃粘膜を保護するCOX1も抑えてしまった。
COX2選択阻害薬は炎症を促進するCOX2だけを抑制するようつくられている。
抗CCP抗体検査でわかることはなんでしょうか関節リウマチの患者さんの7〜8割は抗CCP抗体をもっていますが、関節リウ生物学的製剤や新しいタイプの痛み止め(COX2選択阻害薬)のほかに、関節リウマチの診断で注目されているのが、新しい検査法です。
これは、自己抗体のひとつ「抗CCP抗体」を調べる検査です。
現在は従来の検査の補助的手段として用いますが、特異度が高く、早期の発症段階やリウマトイド因子陰性の場合にも、これが検出される(陽性反応を示す)と、関節リウマチへの進展を強く予測させる新しい血液検査法として世界中で用いられるようになってきました。
炎症をおこした滑膜組織を調べると、そこにはさまざまなシトルリン化たんぱくというたんぱく質の一種が現れています。
シトルリン化とは、たんぱく質のアルギニン部分が酵素の作用によってシトルリンに変わったものをいいます。
血液中には、シトルリン化たんぱくを抗原とみなして反応する自己抗体(抗原とくっつき無毒化する物質、ここでは抗シトルリン化たんぱく抗体=抗CCP抗体)がつくられています。
この自己抗体は関節リウマチの患者さんだけにみられる抗体であり(これを「特異度が高い」といいます)、抗CCP抗体検査はこの抗体を検出する検査です。
リウマチ以外の関節炎での陽性率はたったの2%にすぎません。
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